HELIAR-HYPER WIDE 10mm F5.6 Aspherical
特長
歪曲収差を極限まで補正した超広角レンズ。デジタル撮像素子に最適化された光学設計を採用しています。魚眼レンズではなく直線を直線として写し取るレンズとして最も広い※画角130°が新たな写真表現を生み出します。
*魚眼レンズを除く35ミリ判のレンズとして、2016年3月当社調べ
主な特長
画角130°、究極の超広角
魚眼レンズのように画像を歪曲させず、世界で最も広い画角を実現。直線を直線として写すために光学的な性能を徹底的に追及。非球面レンズの採用により、ディストーションを徹底的に排除しています。
デジタル対応の光学設計
デジタルカメラ特有の撮像素子の構造に起因する周辺部の色被りを解消すべく、センサーへの入射光線角度を最適化した光学設計を採用。絞り開放状態から画面隅々までコントラスト、解像力に優れています。
パンフォーカス撮影
被写界深度が非常に深く(ピントの合う範囲が広く)たとえばF5.6の開放でフォーカスリングを2mの位置に合わせれば約0.5m~∞まで、F8 で1mの位置に合わせれば約0.4m~∞までピントが合い、ほとんどピント合わせの必要がありません。
最短撮影距離は0.5m
被写体から撮像面までの最短撮影距離は50cm。超広角レンズ特有の強烈なパースペクティブを活かした作画の可能性が広がります。
確実なピント操作が可能なマニュアルフォーカス
高い精度で加工・調整された総金属製ヘリコイドユニットと、適度なトルクを生み出す高品質グリースの採用により、滑らかな操作感覚のフォーカシングを実現。微妙なピント調整を可能にしています。
バヨネット式VMマウント
レンズマウントにはライカMマウント互換のVMマウントを採用。距離計連動式カメラでの使用はもとより、マウントアダプターを介してミラーレスデジタルカメラに装着した際のデザイン的なバランスにも優れています。
フルサイズのイメージサークル
35ミリ判フルサイズに対応する、余裕のイメージサークルを確保しています。また、一眼レフ用の交換レンズと比較して非常にコンパクトなスタイルを実現しています。
仕様
レンズ構成図
- 焦点距離
- 10mm
- 口径比
- 1 : 5.6
- 最小絞り
- F22
- レンズ構成
- 10群13枚
- 画角
- 130°
- 絞り羽根枚数
- 10 枚
- 最短撮影距離
- 0.5m
- 距離計連動
- なし
- 最大径×全長
- φ67.8×58.7mm
- フィルター
- 装着不可
- 重量
- 312g
- レンズフード
- レンズ一体式
価格・JANコード
- 希望小売価格(税別)
- ¥135,000
- JANコード
- JAN 4530076 130142
- 発売日
- 2016年7月21日 発売