APO-LANTHAR 50mm F3.5(Type I)
特長
究極の性能の証であるアポランターの名を冠した、クラシカルでコンパクトなスタイルの標準レンズ。開放F値はレンジファインダーカメラの伝統的な標準レンズに用いられていたF3.5を採用しながら、6群8枚という贅沢なレンズ構成のうち4枚に異常部分分散ガラスを投入。妥協のない光学性能を実現しています。
主な特長
アポクロマート設計
軸上色収差をはじめとする各種の収差を徹底的に排除するとともに、解像力やコントラスト再現性に関しても究極の性能を追求しています。
クラシカルな外装
1950年代に登場したレンジファインダー用レンズを彷彿させる沈胴風デザイン。全てのパーツは金属製で質感や操作感にも優れ、レンズを所有する悦びを提供します。
2種類の外装バリエーション
本体の外装はブラックペイントとクロームのツートンで真鍮素材を用いた重厚感のあるモデル(本体重量245g)と、マットブラックペイントでアルミ素材を用いた軽量で精悍な印象のモデル(本体重量150g)の2種類をご用意しています。
最短撮影距離は0.45m
距離計の連動最短撮影距離0.7mを超えて0.45mまでピント合わせが可能。ライブビュー機能を搭載したカメラでの撮影時に威力を発揮します。
距離計連動範囲の分岐点クリック
ピント操作中に距離計連動範囲の分岐点をクリック感で認識できる機構を搭載しています。
金属製のフードとキャップが付属
各モデルには、本体と同一仕上げのブラックペイントおよびマットブラックペイントの金属製のねじ込み式フードおよび金属製のかぶせ式キャップが付属しています。
確実なピント操作が可能なマニュアルフォーカス
高い精度で加工・調整された総金属製ヘリコイドユニットと、適度なトルクを生み出す高品質グリースの採用により、滑らかな操作感覚のフォーカシングを実現。微妙なピント調整を可能にしています。
バヨネット式VMマウント
レンズマウントにはライカMマウント互換のVMマウントを採用しています。
距離計連動システム搭載
高精度のレンジファインダー連動機構により、絞り開放付近でのシビアなピント合わせが可能です。
フルサイズのイメージサークル
35ミリ判フルサイズに対応する、余裕のイメージサークルを確保しています。
※ブラック仕上げのマウントは、6bitコードで装着したレンズを読み取るシステムを搭載したカメラで使用した場合にレンズが認識されません。レンズ検出をOFFにしてお使いください。
※本レンズは当社のマウントアダプターを介してソニー Eマウント、富士フイルムXマウント、ニコンZマウントのデジタルカメラに装着することが可能ですが、Mマウントカメラ用センサーに最適化していることから、これらのカメラでは本来の光学性能は発揮できませんのでご注意ください。
仕様
レンズ構成図
- 焦点距離
- 50mm
- 口径比
- 1 : 3.5
- 最小絞り
- F22
- レンズ構成
- 6群8枚
- 画角
- 45.7°
- 絞り羽根枚数
- 10枚
- 最短撮影距離
- 0.45m (0.7mクリック有)
- 距離計連動範囲
- ∞~0.7m(カメラにより異なる)
- 最大径×全長
- φ52.0×45.0mm
- フィルターサイズ
- φ34mm
- 重量
- 245g(ツートン)/150g(マットブラックペイント)
- レンズフード
- 専用フード付属
価格・JANコード
- 希望小売価格(税別)
- ¥105,000(ツートーン)
¥100,000(マットブラックペイント)
- JANコード
- JAN 4530076 132771(ツートーン)
JAN 4530076 132788(マットブラックペイント)
- 発売日
- 2024年8月29日発売