ULTRON Vintage Line 35mm F2 Aspherical
特長
歴史的な名作とされるクラシックレンズのスタイリングを彷彿させる外装に、現代的な撮影機材にマッチする光学性能のレンズを組み合わせた広角レンズ。開放絞り値を実用的なレベルに抑えることで、コンパクトさと光学性能の高さを両立。レンジファインダー機の持ち味であるスナップシューターとしての機動性を発揮します。
Type I は2024年7月に生産終了しました。
主な特長
クラシカルな外装
1950年代(TypeⅡは1970年代前半)に発売された名玉を想起させるクラシカルなデザイン。全てのパーツは金属製で質感や操作感にも優れ、レンズを所有する悦びを提供します。
現代的レンズ設計
デジタルカメラでの使用を考慮し、画面周辺部での色被り対策を施した5群8枚構成の光学設計を採用。フィルム・デジタル双方で良好な画像品質を保ちます。
最短撮影距離は0.58m
距離計の連動最短撮影距離0.7mを超えて0.58mまでピント合わせが可能。ライブビュー機能を搭載したカメラでの撮影時に威力を発揮します。
速写性に優れたフォーカシングノブ(TypeⅠ)
ピント調整は、距離リングに加えフォーカシングノブでの操作も可能。ノブに触ることで距離の設定を直感的に把握できるので、スナップショット撮影に効果的です。
操作性に優れたフォーカシングレバー(TypeⅡ)
指がかりのよい形状のフォーカシングレバーが、迅速かつ確実なピント操作をサポートします。
別売バヨネット式フード
素材にアルミニウムを採用し、クラシカルな質感の高さで定評のある結晶塗装を施したバヨネット式フードLH-12をオプションで用意しています。(LH-4Nも装着可能です。)
確実なピント操作が可能なマニュアルフォーカス
高い精度で加工・調整された総金属製ヘリコイドユニットと、適度なトルクを生み出す高品質グリースの採用により、滑らかな操作感覚のフォーカシングを実現。微妙なピント調整を可能にしています。
バヨネット式VMマウント
レンズマウントにはライカMマウント互換のVMマウントを採用。距離計連動式カメラでの使用はもとより、マウントアダプターを介してミラーレスデジタルカメラに装着した際のデザイン的なバランスにも優れています。
距離計連動システム搭載
高精度のレンジファインダー連動機構により、絞り開放付近でのシビアなピント合わせが可能です。
フルサイズのイメージサークル
35ミリ判フルサイズに対応する、余裕のイメージサークルを確保しています。また、一眼レフ用の交換レンズと比較して非常にコンパクトなスタイルを実現しています。
仕様
レンズ構成図
- 焦点距離
- 35mm
- 口径比
- 1 : 2
- 最小絞り
- F16
- レンズ構成
- 5群8枚
- 画角
- 62.5°
- 絞り羽根枚数
- 10 枚
- 最短撮影距離
- 0.58m
- 距離計連動範囲
- ∞~0.7m(カメラにより異なる)
- 最大径×全長
- φ52×28.1mm
- フィルターサイズ
- φ39mm
- 重量
- 170g(Type I)
210g(Type II)
- レンズフード
- LH-4N(別売)、LH-12(別売)
- カラー(Type II)
- シルバー/ブラックペイント共に外装真鍮製
価格・JANコード
- 希望小売価格(税別)
- ¥90,000
- JANコード
- JAN 4530076 132344 (Type I )
JAN 4530076 132481 (Type II シルバー)
JAN 4530076 132498 (Type II ブラックペイント)
- 発売日
- 2019年01月25日発売 (Type I ) / 2021年03月19日発売 (Type II)